こんにちは佐々木です。
今回はAndroid OSのバージョンが違うと何が違うの?というのをまとめてみます。
主流になっているのは2.1 2.2 2.3 3.0の4つです。
まず1.6から2.1に変わった時の大きな特徴として、
①マルチタッチ(指を広げたり、縮めたりして画面を拡大、縮小する動作)
②Flash Lite 4.0(Flashの簡易、携帯版)
③ライブ壁紙(動く待ち受け画面)
この3つが挙げられます。
次に2.2の特徴です。ここで非常に大きく変化しました。
①システムの高速化→2.1に比べてアプリの起動などの速度が2~5倍に
②アプリケーションをSDカードに移動できる様に(バックアップではありません)
③Flash Player 10.1への対応→これによりPCと同様のWeb閲覧が出来る様に
④テザリング→モバイルWi-Fiルータの様に、スマートフォンを無線LANの親機にする機能
などが挙げられます。
アプリケーションの開発している方に関係してくる、②の『アプリケーションをSDカードに移動』以外に、もう一つあまり知られていない機能があります。
それはアプリケーション情報やブックマーク情報のgoogleサーバー上へのバックアップです。↓下の画面をご覧下さい
アプリケーションのバックアップというのはiPhoneと違ってAndroidの大きな課題なので、一瞬喜びましたが、こちらは開発者の方がプログラムを入れることにより初めて作動するものです。
次に2.3の特徴…ですが、実は2.2の変化に比べて、大きいものではないですが
①ジャイロスコープの機能(加速度センサと違い、3Dの動きにも対応する)
②NFC(おサイフケータイの世界版の様な機能)
が挙げられます。ただ、NFCは基本的に日本国内では搭載されていません。
FelicaもNFCの一つではあるので、そういった意味では搭載しておりますが、Felica以外のタイプは採用されていないのです(使う場所がまだ無いので…)
3.0に関しては、タブレット端末専用のOSなので、UIがガラッと変わります。
機能としては2.3とほとんど変わりません。(アプリのSD移動がない様です)
GALAXY Tab(7イン チ )位の大きさであれば2.2などのOSを搭載出来ますが、Optimus Pad(8.9インチ)位大きくなってしまうと難しいとの事。
初歩的な内容でしたが、参考になれば幸いです。