鎌倉・もやい工藝

本日は用あって鎌倉のもやい工藝を訪れました。

手仕事・民藝店のもやい工藝は、小町通りなどの繁華街とは鎌倉駅を挟んで逆方面の、
駅から歩いて10分程度の佐助という場所にあります。

閑静な住宅地をぬけて山を少し登り、佐助トンネルというトンネルをぬけて少し下ったところです。

こちらが佐助トンネル。4、5年ぐらい前から通っており、もう何度通ったことか分かりません。

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この佐助トンネルのすぐ手前には、茶房 雲母(さぼう きらら)という甘味処があり、僕は入ったことがありませんが、人が並んでいないのを見たことがなく、相当な人気店のようです。

また、もやい工藝の先には鎌倉人気スポットの一つ、銭洗弁天という神社があります。

そのため、人通りは繁華街側と比べると圧倒的に少ないですが、土日祝日はそこそこ人が歩いています。

そしてこちらがもやい工藝。

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門を入ったところの庭や裏庭にはとかげが普通にいたり、珍しい小鳥が枝にとまっていたりと、自然に囲まれています。そしてなんと、クーラーがありません。夏も風通しだけでしのぎます。

 

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店内には九州は大分の小鹿田(おんた)焼や沖縄の焼物(ヤチムン)をはじめ、全国各地の手仕事品が並びます。

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小鹿田焼の尺皿。装飾は刷毛目(はけめ)という技法が使われており、力強い印象を持つお皿です。

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同じく小鹿田の飛び鉋(とびかんな)という技法を使った小さめの壷。

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こちらも小鹿田で、白い釉薬を流し掛けたマグカップ。

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沖縄のヤチムン。三彩点打の急須。三彩点打はヤチムンでは定番の模様です。

今回は小鹿田と沖縄の物しか写真を撮ってきませんでしたが、陶器だけでなく磁器、また竹籠などの編組品他、様々なものがあります。

全てが手仕事で、同じ種類の物はあっても、全く同じ形や模様というものは一つとしてありません。
一つ一つに個性があり、その中から自分の気に入った物をセレクトするというのが楽しみの一つです。

こちらが店主の久野恵一氏。

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一年のうち、3分の2は旅をしているという方で、この日も2、3日前に旅から戻ってきたばかり。
またすぐに旅に出てしまいます。

元民藝協会常任理事にして、もやい工藝代表でもあり、手仕事フォーラムという団体を主催しています。
書籍では民藝の教科書という本をシリーズで出しており、「暮しの手帖」という雑誌や朝日新聞の「そばに置きたい」というコラムも持っている方です。

もやい工藝は、鎌倉の小さなお店ですが、
この久野さんが40年かけて積み上げてきた物がつまっています。

是非一度、行ってみてはいかがでしょう。

鎌倉・もやい工藝

〒248-0017
神奈川県鎌倉市佐助2-1-10
電話 0467-22-1822
営業時間 10:00~17:00 火曜休み(祝日を除く)