装飾で大事なこと

先週の朝の勉強会のテーマは「装飾」でした。
デザインを生業にする僕らは、思いつきや好き嫌いで装飾を
作品に用いるのではなく、意味や目的を理解して用いる必要があります。
 
当たり前のことですが。
 
個人的にはすっきりとしていて、余計な装飾の無いデザインも好きです。
線や枠、色も極限まで排除し、綺麗な写真が並ぶような、
例えば以下のサイトはとても美しく、僕好みです。
 
ですが、僕らの仕事は自分達の感性をクライアントに押し付けることではなく、
クライアントがエンドユーザーに伝えたいことを適切に具現化すること、
売上向上などの目的を達成させることです。
そのために、装飾は重要な要素です。
 
さて、「装飾」と一口に言ってもテーマは様々です。
例えば以下のような。
 
・種類
・技法
・機能的に意味を持つ装飾
・機能的に意味を持たない装飾
・装飾の与える効果、作用
・装飾自体の意味
など。
 
このうち、今回の勉強会ででた内容は、大きく分けては以下の二つでした。
 
・機能的に意味を持つ装飾
・機能的に意味を持たない装飾
 
WEBデザインにおいて今注目すべき機能的な装飾として、
マイクロインタラクション(Micro interactions)。
 
後者は雰囲気や世界観を作り出すdecorationです。
 
前者のMicro interactionsについては、今度別のスタッフがブログをきっと書いてくれるでしょう。
 
後者の話も重要です。
 
僕らはエンドユーザーが女性100%のサイトも作りますが、
クライアント(女性)にも、その先のエンドユーザー(女性)にも良いと思ってもらう必要があります。
担当するデザイナーが女性ではない場合、男性デザイナー、ディレクターは女性の気持ちに近づく努力をする必要があります。
これは僕の経験上での話ですが、僕がすっきりシンプルで良い、と思っても、見せてみるともっと
あしらいを加えて欲しい、と言われるようなことがあり、女性向けサイトでは特に装飾は重要、と思っています。
男性目線では決して思いつかないような装飾も、女性デザイナーなり女性に聞く、あるいは女性向けサイトや雑誌を
研究して取り入れます。
装飾でインパクトを与えることも必要だし、興味関心を引くことも、競合他社との差別化も必要。
でも結局は良いね、と思わせられなければ意味の無いものになります。
こうして考えると、結局のところ大事なことは、「共感を得ること」でしょう。
それは装飾を多用しないということもまたしかり、ですが。