社員をサーフィンに行かせよう

patagonia

パタゴニアの創業者の書いた「社員をサーフィンに行かせよう」は、
事務所の近くの「百年」という古本屋さんで購入しました。
もう何年も前に(頭の中の)読みたい本リストには入れていた本ですが、
必読書と思っていたわけでもなく、後回しにして読んでいませんでした。

そのタイトルから、社員のプライベートを尊重し、モチベーションを最大限に引き出そう、
というようなことが書かれているのだろうと先入観を持っていました。

最近社員が辞めることになったということもあり、
つい手が伸びて買っていた、というところですが、
これが期待を裏切るものでした。

良い意味で。

内容は社員のやる気を引き出そうというものではありません。
そういう目的で読むならば、むしろ他の啓蒙書を読んだほうが良いです。

なぜならここに書かれていることは、そう真似できるような
ものではありません。

パタゴニアはクライミングやサーフィン他、
アウトドアが創業者やメンバーのライフスタイルそのものであり、
そのライフスタイルがそのまま会社になったものであるということだからです。

顧客の身になって、ではなく、自分達が最大の顧客、
であるパタゴニアにとって、社員をサーフィンに行かせよう、
というのはむしろ自然なことなのでしょう。

ライフスタイルがそのまま仕事にもなり、
利益は後からついてくるようなものだということなので、
もっと売上をあげたい、そのために社員のモチベーションをあげたい、
ということで読むのならあまり参考にはならないかもしれません。

しかし人生そのものを考えさせられる本ではあります。

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